8日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前週末比248.97円高の1万3082.61円で取引が始まった。現在は上げ幅を300円以上に拡大している。東証株価指数(TOPIX)は、同18.16ポイント高の1084.40で始まっている。
5日の米国株式市場は下落し、NYダウは40.86ドル安の14565.25、ナスダックは21.12ポイント安の3203.86だった。労働省発表の3月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が事前の市場予想を大きく下回る8万8000人増にとどまったため。
東京市場では、日銀によるさらなる量的・質的金融緩和を期待して、金融、不動産などを衷心に全面高となり、東証1部の90%以上が値上がりしている。
また、財務省発表の国際収支状況速報で、2月の経常収支が6374億円の黒字となったことで、トヨタなど輸出関連企業の業績期待からも輸出関連銘柄が買われている。