同じ境遇から、30代で年収3000万円実現できる人、できない人の違いとは? 前回の記事で所得階層があるということをお伝えしました。ローリスク・ローリターンな「サラリーマン」、ローリスク・ミドルリターンの「エリートサラリーマン」、ハイリスク・ハイリターンな「独立事業主」です。高所得層=「独立事業主(成功した)」というのは完全歩合制で、失敗すれば倒産・所得ゼロの反面、成功すれば所得が高いという選択の結果です。所得階層の差はわかりやすく言うと、リスクの差です。
成り上がるには「独立事業主」
しかし、実際には会社を辞めた後、所得階層を駆け上がって成功する人と、失敗して転職したり、フリーター生活を余儀なくされる人に分かれます。何が違うのでしょうか?
稼ぐ人も、稼げない人も同じ人間。さほど差はなく、「30代で年収3000万円稼ぐ人は特別か?」と聞かれれば、そうではありません。同じ人間であり、そこまで大差ありません。
では、同じ人間、同じ境遇なのに30代で年収3000万円稼ぐ人とそうでない人に分かれるのはなぜでしょうか?
それは「時間の使い道が違うから」です。