企業倒産の原因に「脱税」増加

 昨年度のコンプライアンス違反が原因による企業倒産141件の中で、脱税などの税金に関するものが増えていることが東京商工リサーチの調査でわかった。

 2012年度の「コンプライアンス違反」倒産141件で、前年度比17.0%減となった。負債総額は2063億円。業種ではサービス業が3割を超えた。

 しかし、その一方で、違反内容では税金などの税金関連が46件に上った。前年の42件からは1割増となった。

 実例では、大きなところでは、福井県のワシ興産と、そのグループ会社ワシマイヤーなどがある。

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