東芝からも請け負い開始
大阪でのパソコン修理の請負先として同社とのパートナーシップを組むことになり、修理依頼は月数件だったものが、1日に2、3件ずつ入り始める。その年の4月には採算ラインに乗せ、徐々に実績を積み上げていくことで、06年には東芝から訪問修理の請負業務を取り付けられた。
その後、シャープやマイクロソフトなどとの取引も始まり、「いまでは提携先の企業の数は400社以上、事業所も直営の13カ所を含めて全国に258カ所を数えるまでになりました」と家喜社長はいう。
以前は提携先を通した依頼と自社への直接の依頼の割合は「95:5」であったが、現在は「50:50」になっている。実はそのシフトには家喜社長の人材育成の取り組みが大きく寄与しているのだ。