日経平均は続落し251円安、ソフトバンク売られる

 16日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比251.75円安の1万3023.91円で取引が始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同21.12ポイント安の1112.87で始まった。

 前日の米国株式市場はボストンマラソンの爆発テロを受けて、NYダウは265.86ドル安の14599.20ドル、ナスダックは78.46ポイント安の3216.49で取引を終えている。ボストンマラソンのゴール地点で爆発事件が伝わり、下落幅が拡大していった。また、金相場の下落で、金鉱株なども下げている。

 東京市場では、外国為替市場で円が高く推移していることもあり、また、利益を確定する売りが目立つ。さらには、米ボストンのテロ事件、中国の成長が鈍化していることで先行きの景気への意識の変化も見られる。

 個別では、米スプリントネクステルの買収に絡み、米ディッシュの横やりが入ったことで、ソフトバンクが売られている。

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