IQが低いからと失望してはけない。自分に自信を持ち、しっかり勉強することが成績を上げるためには大事だということが、英ゴールドスミス大学の調査チームの実験によってわかった。
実験のレポートは、米「Physiological Sciences」誌で発表。誌面によると、調査チームは、7歳から10歳までの小学生を集め、小学生のIQや学業成績、また「SPA」という自信を測る尺度を測定した。この値が高いほうが、自分に自信を持っているということ。
IQ、学業成績、そしてSPAの3つの要素の相関関係を調べたところ、IQと学業成績が強く相関するのに加え、SPAと学業成績が強く相関することがわかった。
IQが高いから自信が付き、SPAの値も高くなる可能性も考えられる。しかし、IQとSPAの相関はあまり高くなかったという。つまり、自分に自信を持っている人は学業成績がよいということが言える。