国税当局の調査官はあらゆるツールや情報網を使って事件のネタを集めようとしているが、リトアニアでは、グーグル・ストリート・ビューを使用して、邸宅をチェックして脱税案件を30件以上発見したのだという。
AP通信によると、住宅建設や邸宅資産の売却が行われたかどうかなどが30件以上も確認できたのだという。グーグルストリートビューで目星をつけて、怪しいとにらんだ物件について、現場へ調査官が赴いて調べるという。
これまでにも各国、様々なITツールを駆使しているが以下はその一例だ。
米国歳入庁(IRS)は、ツイッターなどのソーシャルメディアのアカウントから、それを探ってみたこともあった。
英国では、オークションサイトに出現すると思い、サイトを毎日チェックしていたという。
ギリシャは、衛星の画像を解析するなどして、豪邸の庭の様子を観察するなどしているという。