今週の週刊経済誌ランキング1位は「日経ビジネス」で、ブラック企業を特集した「それをやったら『ブラック企業』」。巷ではブラック企業との評判が立っている、アノ企業の創業者も登場している。
◆1位 日経ビジネス それをやったら『ブラック企業』
ついに経済誌でブラック企業が特集されるほどで、「ブラック企業大賞」も毎年発表され、就活生は注目している。ブラック企業と注目されている、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長がインタビューに答えている。
「『ブラック企業』という言葉は、旧来型の労働環境を守りたい人が作った言葉だと思っています」と答えている。
◆2位 週刊東洋経済 クルマは日本を救えるのか
トヨタの場合、円安に触れるのは切実な意味をもち、対ドルで1円円安に振れると350億円の営業増益となるから、仕方がない。このような状況で「クルマは日本を救えるのか」と題して、日本自動車産業の底力を語った。
ただし、クルマの特集はなかなか売れないのが業界のツネだが…。
◆3位 週刊ダイヤモンド 今、買うならこれだ! 得マンション
「今、買うならこれだ!」というお得な買いどきマンションの特集。不動産価格が上がってきているタイミングを狙ってなのだろうが、本誌は1ヵ月前に「不動産マネー」を扱っている。
その際は、日本不動産を狙う海外投資家を紹介していたが、今回は一般家庭という視点。富裕層→投資家→外国人→ファミリーと、低迷していた不動産取引きが活発化してきた証拠と言えばそれまでだが、あざとい気も。
◆4位 週刊エコノミスト 円安株高
週刊エコノミストの特集タイトルは、いつも素っ気ない。ちなみに、サブタイトルは「異次元緩和が牽引する熱狂相場」で、こちらの方が食い付きがいいような。
内容は、円安株高の専門家陣による予測特集。堀江貴文・元社長も登場し、「投資は余裕資金で行なうのが鉄則」と語っている。