東電は福島第一原発で地下貯水槽の汚染水の総量が2万3000万トンとしていたが、漏えい直後に確認した総量2万3600トンから減少していることがわかった。東電は、計器による誤差だと説明している。
同社によると、他からの汚染水の漏えいの可能性もないとしており、計器が水位表示から重量表示にする際に、おこり得る誤差だという。
また、通常でもフルスケールの0.5%強程度の誤差があるとされるが、今回は2.5%程度に誤差が拡大している。
その点についても、それぞれ違う形状のタンクのため、誤差は大きくなりやすいという。