医学部の合格者数ランキングを週刊朝日(4月26日号)が発表し、灘、東大寺学園、洛南、ラ・サール、東海と上位5校は前年と同じ顔ぶれで、例年通り西高東低となった。
特に灘は、東大理3の100人の定員の4分の1以上を占める27人の合格者を出した。他にも京都大、大阪大の医学部でも実績をあげている。
灘は開業医の息子が多いということや、さらには、阪神地域は学力レベルが全国でも屈指の高さを誇る上に「数学のレベルは全国でも一番」(塾業界関係者)とも言われる。入試で数学の配点が高いこともあり、そもそも、数学に強い生徒が集まるという点もある。
現役合格率24.6%は他のトップ校と比べてもダントツの高さを誇る。
◆合格者ランキング(校名、合格者数、現役合格率)
1 東海 101人 10.9%
2 洛南 87人 9.9%
3 灘 87人 24.6%
4 ラ・サール 81人 13.8%
5 東大寺学園 63人 14.9%