ロイター通信は18日、米著名ヘッジファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏(82)が死亡したとする予定稿を誤配信してしまった。後に、「ご存命です」という原稿を訂正配信を行った。
配信された原稿はジョージ・ソロス氏のこれまでのバイオグラフィー要素などを入れ、不確定事項の部分を「XXX」などとしている、いわゆる「予定稿」だった。
しかし、その直後に原稿をサイト上から削除した上で、ソロス氏が「ご存命でお元気です」という訂正の原稿を発表した。
ソロス氏は運用会社ソロス・ファンド・マネジメントの代表からは降りて表舞台から去ったが、昨年暮れには日本関連の投資で1000億円の利益を出したとされ、マクロの大御所の勘はまだまだ衰えていないことを示していた。