「天下一品」が井戸水使用を大津市に無申告

 ラーメンチェーン「天下一品」を展開する天一食品商事(木村勉社長)は19日、工場の下水道使用料について、大津市から過少申告をしていたと通達を受けたと発表した。

 大津市は、本来の使用料に加えて科料分と合わせて約4億7000万円を同社に請求した。同社は新たに掘削した井戸を2009年4月から使用し始めたが、市に対して申告していなかったのだという。

 同社は大津市から通達で示されたとおりの正規の使用料金を支払い、指示に従うという。同社は「市民の皆様、お客様はじめ関係各位に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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