米国で二番目に大きい労働組合団体「American Federation Teach」が、確定拠出年金や同教職員組合に反対するヘッジファンド運用会社の監視リストを作成し発表した。
同教職員組合AFTは、全米の教職員が加盟し、運用資産総額は8000億ドル(約80兆円)という全米でも屈指の年金基金だ。
AFTのランディ・ヴァインガルデン代表は「米国の年金受託者は、彼らの苦労して稼いだ貯蓄を運用する運用会社を知ると同時に、年金制度の廃止を主張する運用会社も同じくらい知ることが必要だ」としている。
名前を公表したヘッジファンド運用会社の中には、次のような著名運用会社の名があった。
アパルーサマネジメント
エリオットマネジメント
ケンタウルスアドバイザーズ
アイカーンエンタープライズ
SACキャピタルアドバイザーズ
サードポイントキャピタル
タイガーグローバルマネジメント
チューダーインベストメント
リストの中で名指しされている、サードポイントのダニエル・ローブ氏は18日にNYで行われた投資家向けカンファレンスを急遽欠席した。
SACキャピタルのスティーブ・コーエン氏
(ヴァニティ・フェアーより)