福島第一で、またネズミで冷却装置を一時停電

 東電は22日、福島第一原発2号機使用済燃料プールの冷却装置の変圧器にネズミの死がいがあることを社員が発見し確認のために、一時停電したことを発表した。

 同社によると、午前10時13分ごろ、同社社員がパトロール中に、2号機使用済燃料プール代替冷却系用の屋外変圧器の端子部にネズミの死骸があることを確認した。

 ネズミの死骸を取り除き、変圧器の点検を行うため、同11時36分に代替冷却系の一次系を停止したという。停止時間は3~4時間程度を予定しているという。

 冷却停止時の2号機使用済燃料プール水温は13.9度。停止時のプール水温度上昇率評価値は、0.187度(1時間あたり)だから、運転上の制限値65度に対して余裕があり、使用済燃料プールの水温管理上は問題がないという。

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