SNSのフェイスブックで知り合った米国の同姓同名の男女が結婚していたことが22日、わかった。2人の名前はケリー・ヒルブランさん。奇跡のカップルの誕生は全米に、驚きを呼んでいる。
AP通信などによると、マイアミの大学生だった女性のケリーさん(当時20歳)が昨年2月にで、自分と同姓同名の人物を探してメールを出したのがきっかけ。
検索の結果、該当した人物は1人。テキサスで金融サービスの会社に勤めている、男性のケリーさん(当時24歳)だった。男性はこの時のことを「面白いと思った。でも結婚するとまでは」と振り返った。
そしてお互いが、2回メールを交換。3カ月後には電話で話す仲になっていたという。そして何回かデートを重ねて、昨年10月にフロリダで式を挙げた。これは最初のメールから約8カ月での出来事だった。
女性のケリーさんは「すべてが奇跡だわ」と話した。
ただし、夫婦で同姓同名というのは困ったことも多いのだという。たとえば、旅行でチケットを取っても、旅行会社がダブったと“勘違い”して、1枚しか購入できなかったこともあったそうだ。
そんな不便さから子供には「ケリーという名前は付けない」という。