ソフトバンクが営業利益で来期、NTTドコモ超えを宣言

 ソフトバンクが30日発表した、2013年3月期決算で、売上高は前年同期比5.5%の3兆3783億円、営業利益は同10.3%増の7450億円となった。孫正義社長は、営業利益で14年3月期には1兆円を目指し、「NTTドコモを抜きたい」との目標を述べた。

 ドコモの営業利益は8372億円だが、ソフトバンクは、ガンホーオンラインエンタテイメントを組み入れることや、携帯電話の純増数が連続して、NTTドコモ、KDDIの競合2社を上回っていることからも、現実味を帯びてきた。

 孫正義社長は「(連結子会社のV字回復が)これだけコンスタントに続くということは、何がしかの経営ノウハウが備わってきているのではないか。これは、総合力に伴うものだと思う。抜いたら、そのまま差を開いていくように実現していきたい」と述べた。

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