MRIインターナショナル社長が豪邸を売り出しに

 MARS(マース)投資で1300億円の投資資金を消失された疑いがある「MRIインターナショナル」の社長エドウィン・ヨシヒロ・フジナガ氏が、米ラスベガスの豪邸を売りに出していることが30日わかった。逃走のために、売却して現金化を企てた可能性もありそうだ。

 現地のリアルター(仲介業者)のウエブサイト上などで公開されており、3月に売り出され、4月に最新情報の更新がなされている。日本証券取引等監視委員会による、永田町の日本事務所の立ち入り検査の時期と重なる。

 場所はラスベガス市の中心街から西へ約10キロ離れた小高い丘の高級住宅街グリーンズボーロレーンにある。

 建物は96年竣工、2階建て、延べ床面積が約700メートルで、寝室3、バスルーム3で、全部で9部屋ある。

 社長は、2003年12月に215万ドルで購入している模様だ。リーマンショック後は、200万ドルを切り、現在の見積もり評価額は、リアルターによって見方は違うのだが、最も低いところで100万ドルというものもある。


MRI社長が売り出し中の豪邸(中央) =グーグルアースより

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