日経平均は手がかり不足で23円安

 5月1日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比23.14円安の1万3837.72円で取引が始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同0.82ポイント安の1164.31で始まった。

 前日の米国株式市場は上昇し、NYダウは21.05ドル高の14839.80ドル、ナスダックは21.77ポイント高の3328.79で取引を終了した。4月の消費者信頼感指数が事前の市場予想を上回ったことや、2月のケース・シラー住宅価格指数が上伸したことで続伸した。

 東京市場では、全体に大きな動きがなく閑散としており、個人の資金を中心に新興市場への資金移動もありそう。上昇率上位にはenish、ドリコム、アエリアなどの新興勢が並んでいる。

 来期のドコモ超えの強気見通しを発表したソフトバンクも、売りに転じている。

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