10日の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均株価は前日比300円以上の上げ幅となり、1万4500円台を回復した。取引時間中の1万4500円台回復は、2008年6月6日以来のことになる。
前日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比22.50ドル安の15082.62ドルだった。ナスダックも同4.10ポイント安の3409.17で取引を終えている。新規失業保険申請数が事前の市場予想よりも減少したことで続伸して始まったものの、連騰していることもあり、警戒感から引けにかけて売られた。
東京市場では、NY外国為替市場で1ドル=100円台に4年ぶりに突入したことから、節目の一線を越えたことでさらなる株高も意識され全面高となっている。東証1部の値上がり銘柄数は9割を超えている。
個別では、営業利益7000%以上の増加する決算を発表したガンホー・オンライン・エンターテイメントが、1:10の再分割なども見越して、ストップ高買い気配となっている。