50億円プレーヤーは秋元康氏か?
100億円プレーヤーは4人登場したが、この調査は各業種別の所得金額も公表されている。ここでは、個人こそ特定できないものの、業種ごとの分布やさらには所得幅を見ることができる。その中でも、一つ気になる区分がある。それが「文筆・作曲・芸術家」だ。
AKB48劇場
しかし突如として現れた、50億円プレーヤーは、「そのジャンルで可能性として考えられるのは、AKB48の秋元さんくらいしかいないのでは?」(芸能関係者)という声もあり、あの作詞家の秋元康氏ではないか、と見る向きがある。
23年は、AKB48が国民的アイドルの座についた年でミリオンセラーを連発した年でもあった。芸能界は2極化が進む業界でもあり、文筆業でとなれば可能性はある。
秋元氏は、AKB48グループのプロデューサーでもあり、楽曲の作詞、さらには番組などの企画構成などを手掛ける。グループの主な音楽ソフト総売上高は約188億円(オリコン調べ)あり、その作詞印税や、総合プロデュース料、さらに、ライブ、グッズなどの権利、版権など諸々を合わせたもの、さらには会社所得などがあるだろう。
秋元氏はちなみに、最後の氏名公表となった平成17年(05年分)の納税額は2億800万円で、推定所得にして約5億7000万円だと思われる。今回の発表の50億円以上は、あくまでも可能性の話だが。