東京都は14日、マグニチュード9クラスの南海トラフ地震が起きた場合の被害想定を発表し、最大で1764人が死亡する可能性があると指摘している。
島ごとの被害想定は、新島1299人、神津島268人、小笠原諸島の父島86人、三宅島55人、伊豆大島34人、八丈島23人となっている。
特に新島は最大でも高さ30メートルの津波が来る可能性があり、また、人口の集中などもあり被害想定も最も大きくなった。
しかし、もしもすべての住民が5分以内に高台などに避難することができるならば、津波による死者はゼロになるのだという。