鎌倉由比が浜の命名権は鳩サブレーの「豊島屋」に決定

 神奈川県鎌倉市は15日、募集していた海水浴場のネーミングライツ・パートナーに、「鳩サブレー」などで知られる地元の菓子メーカー「豊島屋」に決定したと発表した。

 ネーミングライツには企業8社と個人1人から応募があり、審査委員会でそれぞれの提案について審査して選出された。豊島屋は年間1200万円を出資する。

 これは鎌倉市が、厳しい財政の中で、市内の3つの海水浴場(由比ガ浜、材木座、腰越)の維持管理費をねん出するために、ネーミングライツとして出資する権利を募集していた。年間4000万円の維持費用がかかっていた。名前については、今後、公募して決めるという。

 豊島屋は明治27年創業の老舗の菓子メーカーで、鳩サブレーは全国区のロングセラー商品となっている。

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