3分の1で申告
さらに、2004年の会計年度から会計を大幅に改善し売上を減らしたり、税金に関する公文書に虚偽の記入を行うなど組織的な脱税工作を行っていた模様だ。本来は13億4000万ドルとするところを、3分の1の5億ドル以下として届け出るなど、悪質でもあった。
検察当局、税務当局が長年にわたる調査でそうしたことが徐々に明らかになることで、イタリア最高裁も審理を行うことを命じていた。
一説には、イタリアで未払いの税金は年間で1500億ドルもあるとされている。財政難の中で、当局が今後も目を光らせている。