バブリーな父親と節約息子の「父の日」ギフト志向

 ぐるなびが運営するお取り寄せグルメサイト「ぐるなび食市場」は、「父の日ギフト」の試食会を行い、父親は2本で3500円の高級みかんジュース、国産うなぎなどの平均単価5418円を要望したものの、対する子供世代は予算3000円台を想定しており、40代のバブルを経験した父親と、失われた20年を生きてきた子供世代との意識の違いが浮き彫りとなった。

 これは、現役シェフを含む食に精通した父親14人を招待した試食会。試食会の会場で、父親が、「ぐるなび食市場」のスタッフが27万商品の中から厳選した14種類の「父の日ギフト」を実際に味わい、「貰ったらうれしい!」と思うギフトに投票した。

 【お父さんが選んだ欲しいものランキング】

1位 三ヶ日みかん瓶ジュース 『極(きわみ)』  3500円

2位 国産特大うなぎ(170~199g×2本)      5630円

3位 瓶燗大吟原酒 妙高(みょうこう)1800ml 10000円

3位 北海道赤肉メロン【秀品】中玉2玉セット   3980円

3位 神戸・港町の午後 【スイーツセット】    3980円

 「お父さんが本当に欲しいものランキング」は、1位は2本で3500円の高級みかんジュース「極(きわみ)」、2位は価格が高騰している国産うなぎ、3位にはリッツ・カールトンで乾杯酒として出されている1本1万円の日本酒「瓶燗大吟原酒 妙高(みょうこう)」となった。
 
 試食会に参加したお父さん達の年齢が40代以上が多いことから、節約志向の子供世代に対し、バブル世代を知ってるお父さん達はアベノミクス効果で贅沢志向が蘇ってきている傾向にあるのではないかと推測される。

 一方の子供世代は、大きく異なる。

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