現代アートの史上最高額で売却
デビッド・ゲフィン氏
2006年にポロックの作品「No.5 1948」を1億4000万ドルで、メキシコ人投資家に売却し、当時の現代アート作品としては、史上最高額の取引となった。
キャンバスに絵具を叩きつけただけとも揶揄され、44歳で亡くなった天才画家だが、芸術感覚と投資感覚の両方が抜群に優れていたゲフィン氏は、その価値を早くから見抜いていたようだ。
2位には、本業のヘッジファンド運用会社SACキャピタルが廃業の危機に晒されているスティーブ・コーエン氏だが、ピカソの絵画を1億5500万ドルで購入。アンディ・ウォーホル氏、ダミアン・ハーストのコレクションなども知られている。
5位、カリニ氏はイスラム芸術のコレクターとしては世界有数の存在でもある。