日本でアンファーのテレビCMにも「メッシ、気持ちいい」と出演するなど、世界中で数多くの露出がなされている。主なスポンサーには、アディダス、ペプシコ、P&Gなどの世界的大企業がついている。
サッカー選手やプロスポーツ選手の肖像権は一般的には、選手トチームが折半して、何割かずつを持っているようだ。メッシ選手も通常の契約ならば、バルセロナとの折半になっているだろう。
その自身の持ち分の肖像権の権利をウルグアイの管理会社に移したというのである。
これは、先に、イタリア検察庁に禁固2年6月を求刑された、伊高級ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のドミニコ・ドルチェ氏、ステファノ・ガッバーナ氏の手口に似ている。
ルクセンブルクの権利を管理する会社「Gado Srl」を使うことで、課税額を少なくしていた。もちろんこれはグレーゾーンであり、刑事事件化された理由としては、帳簿の操作を行ったことの方が大きい。
アップルでも同様に、アップルオペレーションズインターナショナル(AOI)、アップルセールスインターナショナル(ASI)というともにアイルランド諸税の会社を使って知的所有権を管理し、利益を米国に還流させないようにしている。
メッシ選手は税理士のアドバイスを基にこれらの節税策を行ったといい、自身のフェイスブックで次のように否定している。