そして、2人目が、08年に当時としては史上最高額の211万ドルで落札した、投資会社ピュアハート・アセット・マネジメントの趙丹陽氏だ。
ただ、これはちょっとキナ臭い話が漂っており、バフェット氏の名前を利用した感が強い。
趙氏はウーマート株を購入したことをマスコミに吹聴し、その翌日にバフェット氏と昼食。その後、同社株は25%上昇していたという。わざわざ昼食の前日にウーマートを大々的に宣伝しており、意図があったようにも思われる。ちなみに、昼食が原因かどうかはともかく株価は上昇しており、もしもそこで売却していれば1400万ドルの儲けになっていた。
これも投資か?
今年に入ってピュアハートは、バリュー投資を信条とし、割安だったインド、ベトナム株を仕込んで戦果をあげたことを発表している。