欧州大手自動車メーカー「フォルクスワーゲン」による「ポルシェ」の買収に関して両者の協議が始まった件で、買収が成立した場合、ポルシェのヴェンデリン・ヴィーデキング最高経営責任者(CEO)が会社を去ると、退職金が130億円にも上ると、地元紙が報道した。
ヴィーデキングCEOはトップ就任後にポルシェ911を皮切りに多くのヒットを飛ばし、会社を飛躍させた立役者でもある。報酬は自動車メーカー経営者の中で最も高い80億円とされている。
名経営者とも讃えられてきたヴィーデキング氏だが、このままフォルクスワーゲンの軍門に下り静かにトップの座を去ることになるのか。ポルシェ側は今月末まで結論を出す期限を延ばした。
買収に揺れているポルシェ