リンクトインによると、オクン容疑者は、ジョージタウン大卒業、米国宝石協会で鑑定士などを務めた後、91年からティファニーに入社して以来、今年3月に退職するまでティファニー一筋だった。
オクン容疑者のプロフィール
また、ティファニーで30年以上ジュエリーデザインを行う著名デザイナー、パロマ・ピカソ氏との交渉窓口でもあったという。デザインへの影響、また、最終の仕上がりにも責任を持っていたことになるだろう。
宝石は見慣れているはずで、突然、金に目がくらんだのか? 今後は動機が明らかにされていくことだろう。
オクン容疑者は、盗難を隠すために、宝石会社には繰り返し虚偽の申告を行い、夫や知人の名前を使うなど工作していたという。
同社は2万5000ドル以上の商品はすべて、チェックを行い毎日目録をとるというが、それは行われていなかったそうだ。
FBIによると、盗難された宝石だが、オクン容疑者が「オフィスの白い封筒の中に入れている」と述べているというが、まだ発見されていないという。