ティファニー女性副社長が宝石1.3億円分を盗難

 リンクトインによると、オクン容疑者は、ジョージタウン大卒業、米国宝石協会で鑑定士などを務めた後、91年からティファニーに入社して以来、今年3月に退職するまでティファニー一筋だった。


オクン容疑者のプロフィール
 2000年以降は、製品、デザインカテゴリーのアネージメントを務めるようになり、2010年に現職に就任してからは、デザインに3D技術を導入したり、部門を5年間で60%の成長させたという。

 また、ティファニーで30年以上ジュエリーデザインを行う著名デザイナー、パロマ・ピカソ氏との交渉窓口でもあったという。デザインへの影響、また、最終の仕上がりにも責任を持っていたことになるだろう。

 宝石は見慣れているはずで、突然、金に目がくらんだのか? 今後は動機が明らかにされていくことだろう。

 オクン容疑者は、盗難を隠すために、宝石会社には繰り返し虚偽の申告を行い、夫や知人の名前を使うなど工作していたという。

 同社は2万5000ドル以上の商品はすべて、チェックを行い毎日目録をとるというが、それは行われていなかったそうだ。

 FBIによると、盗難された宝石だが、オクン容疑者が「オフィスの白い封筒の中に入れている」と述べているというが、まだ発見されていないという。

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