押し相撲に一片の悔いなし、出島引退

 大相撲の元大関出島関(35)が23日、場所中の名古屋で引退を表明した。突き押し一辺倒の切符のいい相撲で人気を博した出島関。今後は年寄大鳴戸を襲名し、親方として後進の指導にあたる。

 出島関(本名・出島武春さん)は、中央大法学部卒業後、武蔵川部屋入りし1996年春場所で初土俵を踏んだ。激しく鋭い出足からの突き押しで貴乃花、曙の両横綱を苦しめた。幕内優勝1回。また、美容研究家の鈴木その子さんから「美白」ぶりをたたえられたこともあるほどで、相撲界一の美白力士という一面もあった。

 大関陥落後も48の場所を務めあげたのは最長記録となる。この日の会見で「寂しさはあるが、悔いなく現役生活を終えることができた」と語った。引退相撲は来年5月29日に両国国技館で行われる。

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