あらかじめ作っておいた料理を届けるケータリング・サービスとは違い、定期契約している顧客のキッチンで、シェフが用意してきた食材を調理して提供するパーソナルシェフ・サービスは米国が発祥の地。そのなかでも、肉、魚、卵、乳製品などを使わない「マクロビオティック」「玄米菜食」のレシピを柱に、食べる人の健康に優しい料理を提供して〝異彩〟を放っているのがハレルヤだ。
マクロビオティックで食に目覚める
松本社長
そう語る代表の松本敏弘さんが、個人事業として「ハレルヤ・パーソナルシェフ・サービス」のスタートを切ったのは2009年4月のことだった。
スタッフは松本さんを含めてわずか3人。自らリスクを背負って事業を始めるのは、傍から見ると勇気がいるように思える。
しかし、松本さんは晴れ晴れとした気持ちで新天地に足を踏み入れることができた。