バブル時のハーバード大運用者いくら貰っていたか

 デュビューク氏は20億ドルのコアエクイティ戦略、3億ドルのM&Aファンドの運用の責任を負ってきたという。

 ただし、同基金の運用成績はここ20年では12.29%だったものの、10年では9.49%に低下している。最近3年間は10.42%と戻しているものの、直近の1年間ではマイナス0.05%という低調な利回りとなっている。

 ちなみに2011年の報酬額上位6人の運用担当者の報酬総額は2950万ドル(約30億円)。最高は、アンドルー・ウィルシャー氏の661万ドルだった。

 2008年からトップに就任したジェーン・メンディロ最高経営責任者(CEO)は、2020年までには基金は500億ドル(5兆円)を突破すると目標を立て、長期立て直しを図っているところが、現状では厳しい状況に追い込まれている。

 ちなみに、2013年のポートフォリオは主なところで、以下のようになっている。
米国株 11%
外国株 11%
新興国株11%
PE  16%
不動産 10%
資源  13%
米国債券4%
外国債券2%

1 2 3
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる