退任して株価が上がった経営トップ

 米ソフトウェア最大手マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が12カ月以内での現役職退任を発表し、同社の株価が上昇するという皮肉な結果となったが、過去に退任が決まってから株価が上昇したトップについて振り返ってみる。

 まず、バルマー氏だが、ハーバード大卒、在学中はゲイツ氏とは学生寮の同部屋であったことはよく知られているエピソードだ。アイクロソフト入りしてからは、1998年社長就任、2000年1月からCEOに就任。ゲイツ氏とともにマイクロソフトの発展に寄与してきた。

 ただ、就任時が株価のピークだったことが同情すべき点ではあるかもしれない。就任時の時価総額は約4000億ドルで、発表の日である23日(米時間)は約2860億ドルだった。だから、外部からの退任圧力は相当なものだった。

 米著名ヘッジファンドマネージャーのデビッド・アインホーン氏は、退任しなければ破綻すると言い続けてきた。

 また、フォーブス誌の「解任されるべきCEO」ランキングでは1位にも選ばれた。

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