スウェーデン名門ボーディングスクールがいじめで学校閉鎖

 学校の寮はだが、3つにわかれており、それぞれに職員が配置されているが、寮の自治は学生が中心になっていたことで、最上級生が力を持つにいたった可能性がある。

 学校のホームページには「ほとんどの子供は両親がいない生活は初めてとなるでしょうが、その環境の中で学校が支援し、安全な環境で成人に成長していきます」と寮の説明がある。だが、これでは健全な成長が阻害されるのは言うまでもないところだろう。

 また、スウェーデンの三大ボーディングスクールの一つ、シグチューナでは、女生徒が雪だるまに対して公衆の面前でオーラルな性行為をさせられるなどのいじめを受けたことが昨年、問題になっている。また、この女生徒は氷水を5分間かけられてもいたという。

 ボーディングスクールとは寄宿舎制の学校で、欧米では親が豊かな生活をしているためにその環境に甘えさせないようにするため、有名大学への推薦状をもらうため、あるいは、各国から集まった有力者の子弟との人脈を築くため、などそうした目的で入れる場合が多い。しかし、学校によってはこうしたいじめがあるということも事実なのだ。

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