銀座の不動産王・川本源司郎被告、ハワイ不動産売却か

 その川本被告だが、法人税約10億6000万円を免れたとして法人税法違反の罪に問われ、東京地裁で6月に初公判を終えた。その場では、起訴事実についての認否で「全部デタラメ、無罪だと考えています」と、全面的に否認している。

 ただ、その後は3カ月も何もない上に、公判期日さえ入っていないという異例中の異例の展開となっており、公判維持が苦しいのではないか、とも取りざたされている。

 所有する不動産は徐々に売却を進めているようだが、残ったビル群もメンテナンス不在で荒れ放題、また、ハワイの物件も同様だった。

 81歳になった現在でも収入は年間で少なくとも数億円と、銀座界隈では言われているほど。「銀座を文化発信の拠点にしたい」との意向をすでに語っているが、「脱税事件」が終わった後、有り余る金をどう使うのか。

 今回のハワイ物件売却も、その準備のためか?

 

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