超富裕層と普通の人で意味の違う「同音異義語」

 同じ言葉でもいろいろな意味があるが、それは語彙の定義ではなく、使う人の立場によって意味が違ってくるということもある。例えばそれが、その人が持つ資産状況で違うこともあり得る。では、超富裕層(スーパーリッチ)と普通の人ではそれがどうなるのか?

 米CNBCがスーパーリッチと普通の人との対比ということで6つの単語を選んだ。上がスーパーリッチが使う意味で、下が普通の人の意味。

Whisper
・不動産など買い物における非公開リストのこと
・囁く

Hip
・サラブレッドのセールで馬の臀部にナンバーが記されているから
・臀部

Stud fee
・種付け料
・セクシーな男性のスラング

Graff
・高級宝石ブランド
・落書き

Complications
・通常の時計に特別な機能を付加したもの
・合併症

Hammer Price
・落札額(それに加えてフィーの価格を計算する)
・落札額


 一般の人が使うスラングが実はスーパーリッチの間でしか、あまり使われない言葉もあるということだ。ちなみに同じ意味ではあって。ハンマープライスなどは普通の人は落札額のことしか考えないが、スーパーリッチは落札額にプラスして、オークション会社に支払うフィーなども合わせて考える。

 また、ヒップ、スタッドフィーなどはそもそも普通の人は立ち入らないため、こうした意味の違いが出る。

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