F1の事故で頭を負傷し戦列を離れているフェラーリのフェリペ・マッサ選手の代わりに、元王者ミハエル・シューマッハ氏を復帰させよ、と元王者ニキ・ラウダ氏が話した、とロイター通信が伝えた。
ハンガリーGPで負傷したマッサ選手は現在も病院で入院し治療中。復帰は当面考えられる状況にはない。そこに、ご意見番のラウダ氏がもしもチームの社長なら「わたしなら、最初に彼に電話をする」とこたえたという。
ただし、2人のテストドライバーがいるものの、実線投入のメドは立たず。苦境にある。しかもチームは一昨年の王者キミ・ライコネン選手の引退報道も出ており、あまり良い話題は出ていない。
マッサ選手は皇帝シューマッハ氏の最後の愛弟子とも言われるドライバーでもある。復帰すればカッコいいが、現実にはラウダ氏も、ダメ元での発言のようで、実現は難しそうだ。