14歳の少女が起業したジュエリー会社が、わずか3年で2億5000万ドル(約243億円)の売上高を誇る会社に成長しようとしている。
ベラ・ウィームズさん
同社は、ジュエリーデザイナーが、プライベートパーティーなどに出向いたり、開催したりして、その場で宝石を販売するというスタイルを取っている。通常の店舗を持たない固定費がかからない方法で、抱えている約5万人のデザイナー自身が販売員となる。
起業のきっかけは、ベラさんは車が欲しかったということ。公式サイトによると、14歳時に両親から16歳で車のプレゼントを約束されていたというが、それを待ち切れず早くお金を作ろうとしたことだったという。ベビーシッターで貯めたお金で会社を始めた。
この経験が役立ち、ベビーシッター仲間、さらにはその母親たちの集まりでジュエリー販売を始め、これが当たった。母親も会社の業務を手伝うなど、家族の助けも受けながら、爆発的な成長を遂げた。
ベラさんは16歳で両親からお金をもらわずに、自身のお金で白いジープを購入することができたそうだ。当初の目標は達成した形だが、今度はどこまで会社を大きくするのか楽しみだ。