フランス議会の下院で、レッドブル、モンスター・エナジーなどのエナジードリンク1リットルあたり1ユーロを課す課税法案が可決した、とAFP通信が伝えた。今後、上院、憲法評議会を通過すれば正式に施行される。
スポーツイベント、クラブイベントなどでも普及しており、また、アルコールに混ぜるという飲み方も拡がるなど今後のユーザー数の拡大も危惧する一因となっているようだ。
フランスでは肥満防止を名目に、2011年12月から清涼飲料水に税金を課している。日本でも大正時代にラムネ、サイダーに課税されていた時代もあった。目的は海外のようなものではなく、酒類と同じように高級飲料として解釈したものだったという。戦時中という影響もあり財源が欲しかったことはうかがえる。現在は、メキシコでコーラなどの課税が検討されている。