米調査会社GMIレーティングスは30日、全米の企業で最も高額報酬を受け取る社長のランキングを公表し、1位はフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏で、22億7866万ドル(約2236億円)だった。
全体としては、2259社で、報酬受取額が8.47%増額された。また、S&P500採用企業については、それが19.65%増額しているように、好調な企業業績を反映している。そして、ザッカバーク氏と、リチャード・キンダー氏の2人が10億ドルプレーヤーとなった。
フェイスブック、アップル、スターバックス以外は日本ではなじみのない企業のCEOも多い。
1 マーク・ザッカーバーグ 22.7億 フェイスブック
2 リチャード・キンダー 11.1億 キンダー・モーガン
3 メル・カーマジン 2.55億 シリウスXMラジオ
4 グレゴリー・マーフィー 2.54億 リバティメディア
5 ティム・クック 1.43億 アップル
6 エドワード・スタック 1.42億 ディックススポーティング
7 グレゴリー・マーフィー 1.36億 リバティインタラクティブ
8 ハワード・シュルツ 1.17億 スターバックス
9 マーク・ベニオフ 1.09億 セールスフォース
10 フランク・コイン 1億 ヴェリスクアナリティクス
単位:ドル(敬称略)
4位と7位にランクインしたグレゴリー・マーフィー氏は珍しい2社から報酬を受け取るCEOだが、リバティメディアは通信会社AT&Tから分離独立したメディア企業。7位のインタラクティブはグループ会社となる。マーフィー氏は、ハーバードビジネススクールでMBAを取得し、オラクルのCFOなどを経てリバティメディアに。