富裕層でも男女で決定的に異なる異性の好み

 富裕層男性は交際相手女性に対して、約8割が同じ富裕層ではない方が良いという人が圧倒的に多いことがわかった。


 これは、英富裕層専門恋愛サイト「ミリオネアマッチドットコム」が1万5000人を対象に調査したもので、男性の79.6%が資産状況が自らと同じではない女性の方が良いと答えたのだった。その一方で、女性富裕層は84.5%が同じく富裕層の男性との交際を希望するという対照的な結果が出ている。

 この理由について、同サイト代表者ダレン・シャスター氏は「男性が富裕層ではない女性を好むという結果が出たことについて、たいへん驚いています。その一つの理由としては、彼らは自分が世話を焼いてあげるパートナーを探しているのではないでしょうか。ただ、富裕層女性には気を遣わなければならないのかもしれません」としている。

 また、女性に関しては興味深いデータが出ており、結婚する場合には男性の金銭面について、交際時よりも慎重になることが判明した。富裕層女性の85%は婚前契約を結ぶが、男性の場合はわずか17.4%だという。

 富裕層対象の調査ではないが、婚活サービス企業IBJによる日本結婚相談所連盟の仲人161人に対して行った「成婚に関する意識調査」では、女性は男性に対して「学歴」よりも「収入」を重視していることが判明した。

 仲人の80%が高学歴の男性より高収入の男性が結婚しやすいと回答。男女の傾向を「男性は精神的な安らぎを、女性は金銭的に安定した生活を結婚相手に求める傾向があるといえるでしょう」としている。

 富裕層、一般層ともそれほど大きな違いはないようだ。

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