TBSが業績予想を修正で「倍返し」

 民放キー局の東京放送は5日、平成25年第2四半期(4~9月期)の連結業績予想を修正し、営業利益を34億円から43億円へ、純利益を18億円から29億円(1株あたり18.93円)へ、それぞれ修正した。


TBS公式サイトより
 修正の理由として、同社は「売上高は前回予想をやや下回る見通しですが、営業利益、経常利益、四半期純利益について、コストコントロールが順調に進んでいることから、前回予想を上回る見通しです」とした。

 この期は、大ヒットドラマ「半沢直樹」を放送。平成時代になってからの民放ドラマでは史上最高となる、平均視聴率42.2%(最終回、関東地区)だったことがをマークするなどした。しかし、放送枠を確保できなかったことや、他のドラマは総コケとなるなど、良い所がなく、半沢直樹の主人公の決め台詞のように、本当の意味での「倍返し」とはいかなかったようだ。また、みのもんた氏の家族が事件を起こしたことに伴う降板もあり、しばらくは暗い話題も引きずりそうだ。

 ちなみに、リリースには半沢直樹については一切、触れられていない。

 そのため、通期業績については、タイム収入が当初の想定を下回る水準で推移する見通しであることなどから、前回予想を下回ると見られている。前回予想と同額となっている。

 通期予想は売上高3523億円、営業利益165億円、当期純利益81億円(1株あたり51.41円)。

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