年収1000万円の人向け儲かる新築マンション

販売担当者が名前を挙げる物件

 「行政からも多額の補助金が出ているという話です。そういう点もあって、坪単価でみれば大分、お買い得と見ます。買えるならば買っておいても損はないでしょう」と販売員Dが言う。


富久クロスザタワー(新宿区)
 これは、「山手線内側最高層」(地上55階建て)というキャッチフレーズで、第1期1次2次で即日完売した「富久クロスザタワー」の評価が高い。新宿の都心からもほど近い新宿御苑のそばで、バブル期は地上げの舞台にもなったが、今はその面影もない。

 タレントがCMをするマンションは避けよ、と業界的には言われているが、他社の販売員がひいき目なしで見て、この物件を推す声が強かったことは検討に値するだろう。また、将来的に売却しなくても、山手線内側という立地に東京メトロ丸ノ内線沿線という路線も「賃貸には有利」とも見られている。

 他にも名前が挙がったものをいくつかあげておく。 
ブリリアタワー池袋
パークタワー西新宿エムズポート
プレシス新宿御苑
パークコート千代田富士見ザ タワー
ザ・神宮前レジデンス
テラス渋谷美竹
パークタワー西新宿エムズポート
パークホームズ南麻布ザレジデンス
サンウッド西麻布
KACHIDOKI THE TOWER
DEUX TOURS
(ゆかしメディアが推奨するものではありません)

 今回は、年収1000万円クラスのアッパー層を対象にしたために、港区、千代田区、渋谷区は積極的には選んでいない。ただし、新築でも港区購入する方法はある。
実際に港区内で新築を購入した年収1000万円以上の会社員(30代)から話を聞くことができた。

 購入物件は新築7000万円台というが、「壁が薄い程度で、住めば、それも気にならないし、周辺相場よりも2割以上安いので35年ローンを組んで買いました」と話す。ここまで聞けばすでにわかる人もいるだろうが、今年、新規株式上場を果たしたオープンハウスだ。都心部の好立地に比較的、低価格で物件を提供しているデベロッパーだが、お手ごろさという意味で見逃せない。


旧TSK跡地
 六本木の旧TSKビルの跡地にもマンションが2015年9月に建つようだ。全貌はまったくわからないが、ミッドタウン、六本木ヒルズ以上の立地条件で注目したい。

 将来的に売却する可能性を軸に話を進めてきたが、もし売却しない場合でも、良い物件を買うという意味は大きい。

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