ランボルギーニ「ウラカン」発表、ガヤルド後継機

 イタリア高級スーパースポーツカー、ランボルギーニは20日、主力だったガヤルドの後継機である新型車「ウラカン(HURACAN)」を発表した。

 ガヤルドは今年11月に生産を終了。ウラカンはその後継機であり、名称は1879年のアリカンテで行われた試合で無敵を誇った闘牛から、その名前をいただいた。デザインはガヤルドからは大きく一新されており、シャープなエッジと、彫りの深い重厚な車体に。コックピットを擁したフロントから車両のリアまで、たった1 本のラインで繋げている。


ランボルギーニ・ウラカン
 軽量化デザインと、カーボンファイバー技術を融合して生まれたのが、カーボンとアルミニウム素材を統合した構造の新ハイブリッド・シャシー。乾燥重量1422キロで、わずか2.33キロ/HPという優れたパワーウェイトレシオを実現。加えて、優れた剛性を持つレーシングカー並みのドライビングの正確さがある。

 ウラカンの新しい5.2リッターV10エンジンは最高出力448キロW(610PS)、ガヤルドのエンジンに比べて低燃費で低排出ガスを実現しながらも、出力とトルク性能向上に成功した。トップスピード時速325キロ、時速100キロには3.2秒で到達する。

 ウラカンは、来年3月のジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアが予定されている。

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