マクドナルド、従業員に「ファーストフード禁止」警告

 年収1000万円など高額所得者や富裕層の間でも、多忙時には昼食時には利用することも多いファーストフード。その代表格でもあるマクドナルドだが、その同社で、従業員に対して「ファーストフードを食べすぎてはいけない」とのお達しが出ていたことが明らかになった。


CNBC公式サイトより
 これは、社内の従業員向けのサイトで明らかにされたものだが、米CNBCがその画面を入手し、内容を伝えている。その画面には、次のようなメッセージが記されてあったのだ。

 「ファーストフードに行った際には、健康的でいることは、不可能なことではない。一般的に、濃い揚げ物などを避けて、野菜などが多いサンドウィッチを頼むと良い。チーズ、ベーコン、マヨネーズなどが必要以上に入っているものについては避けた方が良い。肥満になるリスクが潜んでいる」

 決して、行くことを否定するものではなく、また、全面的に食べることを禁止するまでの内容ではなく、脂っこいものの過剰摂取をできるだけやめようと促すような内容。ファーストフードの存在自体を真っ向から全面否定するような内容ではない。

 「健康的なチョイス」「不健康なチョイス」と二通りの選択肢を示したイメージ図が掲載されているのだが、後者の選択が、マクドナルドの○○セットに似ていなくもない。

 今年5月の定時株主総会では、9歳の少女から「子供を騙して、健康に悪い食べ物を販売するのはフェアではない」という質問が出された。それに対して、ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)が「われわれは、ジャンクフードを売っているわけではありません。
わたしの子供もマクドナルドを食べています」と、答弁している。

 食べるのは仕方がないが、あまり過剰に摂取しすぎない方が良いのではないか、ということだろう。

 ちなみにビズリーチ年収1000万円研究所が一昨年に発表した、年収1000万円以上のビジネスマンが選んだビジネスランチでは、四川飯店、セラン、NOBU TOKYO、モナリザ
アウトバックステーキハウス、オーバカナル、なだ万、響などの名前が挙がっていた。

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