女性がなぜランボルギーニを運転しないか

 イタリア高級スポーツカー、ランボルギーニのオーナーの93%が、男性であることが、米WSJのサイト、マーケットウォットが、自動車情報サイトのエドマンズドットコムに調査依頼した調査結果によって明らかになっている。では、なぜ女性は乗らないのだろうか。

 その調査結果によると、男性保有の上位の結果は次のようになっている。
1 ランボルギーニ  93%
2 マクラーレン   93%
3 フェラーリ    92%
4 アストンマーチン 88%
5 フィスカー    87%


ランボルギーニ・ヴェネーノ
 5位のフィスカーはエコカーだが、1~4位までは見事なまでに、スーパースポーツカーが占めた。スポーツカーは男性が成功者の象徴として、買い求める物の一つでもあり、見事なまでにランキングに結果が反映されている格好だ。

 この調査は、同サイトの登録台数1000台を基にはじき出した数字であるという。日本での結果はわからないが、ほぼ同様の結果になるだろうと思われる。

 ランボルギーニではないが、過去にフェラーリを所有した経験のある、都内の30代女性によると、自分がフェラーリに乗ることが、相手に気を遣われるのが恐縮なのだとか。また、女性の友人には怖がられるなど、あまりメリットはなかったという。周囲からの目や、気を遣われることが、逆に気になる人には向かないのかもしれない。

 ちなみに、現在は手放しており、次に車を買う機会があれば、機能性や燃費、乗り心地などを重視してトヨタ自動車のレクサスや、日産自動車のスカイラインなどしたいそうだ。

 マーケットウォッチでも、男性のブランド志向に対して、女性は性能志向が比較的に強いという理由を結論として導き出している。

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