灘中の出願者数が近年最高に

 灘中学校は、26年度入試の出願状況を発表し、682人で、出願者数の発表を始めて以来の出願数になった。募集定員は180人のため出願時の競争率は約3.78倍となる。出願数は6日の消印まで有効のため、最終確定ではない。

 灘中は平成21年度分から入試状況を発表しているが、それ以来で最高となっている。児童数の全体が減少していく中で、受験生はまずは灘中を目指すという地域特性もあり、ブランド化が進行しているようだ。

21年度 583人
22年度 513人
23年度 564人
24年度 616人
25年度 638人

 ちなみに、地元の大手学習塾「浜学園」が公表している、2013年の男子の入試偏差値では灘中は64となっている。他での主だったところでは、洛南64、海陽63、開成62、東大寺学園61、甲陽学院60、西大和学園60、白陵60だった。

 また、昨年の合格者数は全体で222人となり、都道府県別では次のとおり。例年どおり地元・兵庫県が最も多い74人となった。

兵庫県 74人
大阪府 58人
東京都 20人
京都府 15人
奈良県 10人
神奈川県 7人
福岡県  5人
愛知県  4人
滋賀県  4人
 
 試験日程は、1月18、19日の両日。合格発表は1月20日。

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