米国の水陸両用カーブランド「WaterCar」が発表した「Panther」(パンサー)が、富裕層やプロレーシングドライバーから注目を集め、注文が殺到しているのだという。米では新興メーカーのテスラが発表した、テスラSが人気を博しているが、衝撃度でははるかに上回っている。さらに、ドバイのハムダン・ビン・モハメド・ラシード・アルマクトゥーム皇太子が6台もパンサーの注文を入れた、とも言われる。
WaterCarは1999年に設立され、水陸両用車のモデルに改良を重ねてきた。昨年発表したPanther(パンサー)は、水陸両用と水中を走るわけではなく水上を陸のように走る。使用用途としては、ウェイクボード、ウォータースキーとしても楽しむことができるという。
地上では最速時速127キロ、水上では最速72キロ。価格は1台あたり13万5000ドルで、以前のモデル「Pyson」(パイソン)よりも性能も耐久力もアップしているという。価格は格段に安くなっている。
公式サイトによれば、自動車の運転免許と州によっては、船舶の免許も必要になるという。
購入するならば、米カリフォルニアから輸送や各種手続きを自分で行わなければならないという。
パンサーは昨年夏に動画を一般に公開するようになってから、アクセスが殺到しており話題に上るようになった。ちなみに、動画では助手席に美女を乗せたまま、陸上から水上に連れまわす。