英国のシューズブランド「HARRYS OF LONDON」(ハリーズ・オブ・ロンドン)が、世界最高額となる、1足1440ポンド(約15万円)の靴下の発売を開始して話題を呼んでいる。
今回発売した靴下は、ニュージーランドレッドディアー(赤鹿)の毛だけを集めて作られたもの。赤鹿から最もすばらしい毛だけを20グラム集めて、作られた貴重なもの。カシミアよりも軽く柔らかく、弾力性があるという。繊維のシワの内側に無数にできた空間に体温を貯めるため、保温性にも優れているという。
その前には、ドイツの靴下ブランド「FALKE」が1足1200ドル(約12万円)の靴下を発表している。こちらは、アンデス地方の山岳地帯だけに生息するビクーニャの毛を使用している。
一般的に高級靴下ブランドとしては、1足数千円レベルで、英国のパンセレラ(Pantherella)、イタリアのソッツィ(Sozzi)などもよく知られている。