六本木で長く水商売をしているJ氏には、表の顔とは別に裏の顔がある。それは、女の子の斡旋である。J氏は、バーなどを営む傍ら、接待要員として身体でのご奉仕ができる女性を集めては、必要とする人たちに紹介しているのだ。紹介相手は、主に経営者や営業マンなどである。聞けば、誰もが知るような大手企業や有名社長の名前も挙がった。
高級セカンドハウスに「●●部屋」
「高収入の人が接待するときは、高級タワーマンションなどにセカンドハウスを持っていて、最終的にそこに招待することが多いよね。複数での接待ができる子だと、すごく助かる。男同士の裸のつきあいってやつだよね。複数でできる子は、実際なかなかいなくて探すの大変なんだけどさ」
最近は、若くてかわいい子だけではなく、しっとりと落ち着いて会話も楽しめるような30代から40代前半の美女も好まれるそうだ。そのため、熟女の風俗などへ行き、OL経験のあるしっかりとした性格の女性をスカウトすることもあるという。
「基本的に女の子の顔はいつでもチェックしてるね。カフェでお茶しているときとか、道を歩いているときとかでも、かわいい子がいたら声をかけて、とりあえず連絡先を交換しておく。で、何かのときに連絡して、食事会に誘ったりするんだよ。そこから関係性を深めていって、知り合いのキャバクラを紹介してあげたり、もっとハードなことができる子は接待に連れていったりする」
全く驚くような話である。
だが、想像以上に最近の女性はしたたかだという。